2026年8月9日日曜日

#48 【西日対策DIY】窓の全面をオーニングで遮光したら部屋の住人に大不評…たどり着いた答えは「上側一部だけ」でした


モブ太
モブ太

前回の第47回「西日対策DIY」の記事、読んだよ!窓の外で日射を止める「外断熱」って発想はすごく納得したんだけど…もっと具体的に知りたいんだ!

結局どのオーニングを買って、どうやって家に穴を開けずに固定したの?その手順が知りたい!

モブ子
モブ子

いい質問ね。実はモーブー家、前回の記事を書いた後にさらにもう片面を遮光して、部屋の住人から思わぬ不満が出て、さらに進化を遂げたのよ…。

今回は写真付きで、購入したアイテムから固定の裏ワザ、そして「失敗からたどり着いた最終形態」まで全部お見せするわね。


今回の西日窓外断熱で大活躍したメインアイテム

今回主役になったのは、MEIWA(明和グラビア)の遮熱オーニング(OSMシリーズ)です。

いわゆる「日よけシェード」ですが、我が家がこれを選んだ決め手は次の4点でした。

  • 採光がある程度確保されている:遮光で部屋が暗くなりすぎるとせっかくの窓の明かりがもったいないので、ある程度採光があるものや白系のものを選びました。
  • 四隅と辺に「ハトメ」が付いている:ここに紐を通せるので、固定方法の自由度が段違い。今回のDIYはこのハトメありきです。
  • 付属の紐がそのまま使える:別途ロープを買い足す必要がなく、開封したその日に設置できました。
  • メッシュ素材で風を逃がす:完全に風をせき止めないので、ステンレス洗濯ばさみレベルの固定でも耐えてくれます。

価格も1枚二千円以内。エアコンの効きを考えれば、ひと夏で余裕で元が取れる投資でした。

【第1形態・写真付きステップ解説】まずは窓を「全面遮光」してみた

最初に私が目指したのは、窓の全面をオーニングで覆い尽くす「完全遮光」でした。西日をゼロにできれば最強だろう、という単純な発想です。

賃貸でも持ち家でも、「壁にビスを打ちたくない」のが本音ですよね。特に我が家は一条工務店自慢のハイドロテクトタイルと窓枠は樹脂サッシ。絶対に傷はつけたくありません。

そこでたどり着いたのが、「網戸と窓ガラスの隙間」に突っ張り棒を仕込むという、泥臭くも賢い方法です。

STEP1:100均の突っ張り棒を用意する

使ったのはダイソーの伸縮式つっぱり棒の「54〜90cm/税込110円・耐荷重約1kg」を1本だけ。窓の横幅に合わせて長さを選んでください。

これを窓の左右、網戸のサッシ枠の内側に突っ張らせます。ポイントは「壁ではなくサッシの内側で突っ張らせる」こと。これなら外壁にも室内の壁紙にも一切触れません。

我が家は、念のため縦にもう1本と「85〜120cm/税込165円・耐荷重約3kg」で、横の突っ張り棒の右端を下支えさせてます。(ただ、横の突っ張りだけで十分落ちなさそうなので、この下支えまではいらなかったように感じてます)

STEP2:洗濯ばさみは「絶対にステンレス製」を選ぶ

そしてもう一つの主役が洗濯ばさみ。これもダイソーで買えるステンレス製(110円)を主力に使いました。

ここは絶対にケチってはいけないポイントです。設置場所は網戸の外側、つまり完全に雨ざらしの屋外。プラスチック製は紫外線で割れますし、普通の金属製だと雨であっという間にサビて、赤サビがサッシや外壁に垂れるという最悪の事態になりかねません。

  • メインはダイソーのステンレス洗濯ばさみ(110円):数を揃える必要があるので、100均で必要数をまとめ買いできるのが正解でした。
  • 一部だけ無印良品のステンレス洗濯ばさみ:家にあったものを流用。こちらはフック形状で引っ掛けやすいので、紐を結ぶ下側の要所で活躍しました。
  • 共通条件は「ステンレス製であること」:屋外に置きっぱなしのDIYでは、サビないことが何よりの性能です。

STEP3:オーニングのハトメを突っ張り棒に紐で結ぶ


オーニング上端のハトメに付属の紐を通し、突っ張り棒に直接くくりつけます。この時点でオーニングは「窓の外側・網戸の内側」にぶら下がった状態になります。

STEP4:【最大の難所】長さが足りない…ならオーニング同士を「連結」する

ここで最大の壁にぶつかりました。買ってきたオーニングの丈が75cm。窓を全面遮光するには、高さがまったく足りなかったのです。

そこで思いついたのが「オーニング2枚を縦に連結して1枚の大きなシェードにする」という力技。

  • 両端は「ハトメ同士」を紐で固く結ぶ:上のオーニングの下端ハトメと、下のオーニングの上端ハトメを直結します。
  • 中央はステンレス洗濯ばさみで挟む:両端だけを結ぶと、どうしても真ん中がベロンとたるんで隙間ができます。そこをダイソーのステンレス洗濯ばさみでガッチリ挟んで押さえました。
  • 今後の課題:正直、洗濯ばさみでは応急処置レベル。将来的には中央部を糸で縫い付けて、完全な1枚布にするのが理想だと感じています。

こうして引き違い窓全面を覆う「完全遮光バージョン」が完成。使ったのは突っ張り棒とステンレス洗濯ばさみ、付属の紐だけ。窓にも外壁にも、家に一切の傷をつけずに仕上がりました。

差し込む西日は文字通りゼロ。私は「これで完璧だ」と、かなり満足していました。


モブ太
モブ太

すごい!ビス1本も打たずに完成しちゃうんだ!しかも突っ張り棒は110円、洗濯ばさみもダイソーのステンレス製で110円って…固定資材は全部合わせても数百円だね。

モブ子
モブ子

ええ。西日でトリプルLow-Eガラスが熱を持つ問題も、ちゃんと改善したのよ。

…でもね、ここでまさかの大問題が発生したの。


【住んで分かった新たな課題】「全面遮光すると外が見えない!」住人からの不満

窓の全面をオーニングで完璧に覆い、西日は完全にブロック。「これで部屋が熱くならずに電気代も下がるぞ!」と、私は得意げでした。

ところが、部屋の住人からの反応は違いました。

「ねえ、外の景色がまったく見えないんだけど…
「外を見るのが好きなのに」

…完全に想定外でした。

言われてみれば当然です。窓は「熱を防ぐ設備」であると同時に、「外とつながるための開口部」でもある。
遮熱性能だけを追い求めた結果、私は部屋の住人から「景色」と「開放感」を奪ってしまっていたわけです。

数値としての省エネは正解でも、暮らしの快適性としては不正解。DIYで自分だけが盛り上がると陥りがちな、典型的な失敗だったと反省しました。

【第2形態】解決策は「上側を遮光」!住む人のニーズに合わせた我が家の最終形態

そこから試行錯誤して、我が家がたどり着いた答えがこれです。

窓の「上側多め」をオーニングで遮光し、「下側」をあえて開けておく

やり方はシンプルで、第1形態でやっていた「2枚の連結」をやめて、オーニング1枚だけを窓の上側に張るだけ。あとは上下をしっかり押さえてやります。

仕上げ①:ステンレス洗濯ばさみで上側を樹脂サッシ(網戸が無い方)に固定する

上端の数か所を、ダイソーのステンレス洗濯ばさみで樹脂サッシ(網戸のレール部)に直接挟んで固定。これで上からの熱気の吹き込みもシャットアウトできました。

ここは挟む箇所が多くなるので、100均でまとめ買いできるステンレス製のありがたみを一番実感した工程です。

仕上げ②:下側は「ステンレス洗濯ばさみ+紐」でバタつきを封殺

下側を開けたままにすると、風が吹くたびにオーニングがバタバタと暴れて外れるリスクがあります。

そこでステンレス製の洗濯ばさみをサッシのレール部分に挟み込み、オーニング下側のハトメと紐で結びつけて下方向に引っ張るようにしました。ここは家にあった無印良品のステンレス洗濯ばさみを流用しています(フック形状で紐が結びやすいため)。もちろんダイソーのステンレス製でも同じことができます

これでオーニングがピンと張った状態でロックされ、強風の日でもバタつきが弱まることに。

この形にして分かった、4つのメリット

実際にやってみると、これがちょうどよかったのです。

  • 強烈な西日はしっかり防げる:夏の午後の日射は斜め上から差し込むので、上側を多めに塞げば熱の大半はカットできる。ガラスの熱の持ち方が変わりました。
  • 外の景色は空いているところからちゃんと見える:下側が空いているので、街並みも空も見える。住人の不満は解消。
  • 圧迫感がなくなった:部屋が薄暗くならず、明るさも自然に確保できています。
  • 75cmという長さが逆に活きた:「丈が足りない」と悩んでいたサイズが、上側だけ遮光するにはむしろ最適でした。

結局のところ、100点の遮熱より、住人が納得する80点の遮熱のほうが、暮らしとしてはずっと快適だったということです。

我が家では、同じサイズの窓枠がある部屋で西日が当たる部屋が2つ並んでいます。それぞれの部屋の住人が外を見たいか、完全遮光でも不満がないかが違います。住人の希望に合わせて遮光具合を調整して設置することが大事でした。

今後の展望:目指すは「スライド式」オーニング

そして、ここからがワクワクするところ。

今の「上側だけ遮光」は固定式なので、朝でも曇りの日でも同じ状態です。でも本当に西日がキツいのは15時以降のわずか数時間だけ。

だったら――時間や天気に合わせて、遮光する範囲をシャッと調整できる「スライド式」の仕組みをDIYで作れないか?

カーテンレールの要領で、突っ張り棒に沿ってオーニングを左右(あるいは上下)に動かせるようにする。西日の時間だけ全面を覆い、それ以外は開けて景色を楽しむ。これができれば「遮熱」と「採光」の完全両立です。

部品選びから構想中ですが、実現したらまた記事にします。お楽しみに!

モブ太
モブ太

失敗して、部屋の住人に怒られて、そこから最適解にたどり着くって…すごくリアルでいいね!

モブ子
モブ子

家づくりも西日対策も同じ。カタログのスペックだけじゃなく、「実際に住む人がどう感じるか」で正解が変わるのよね。


まとめ:まずは自宅の窓を測ってみてください

今回のDIYを振り返ると、要点はこの5つでした。

  • ハトメ付きの遮熱オーニング(MEIWA OSMシリーズ)を選ぶ
  • 100均の突っ張り棒を網戸のサッシ内側で突っ張らせ、家に一切傷をつけない
  • 洗濯ばさみはダイソーのステンレス製(110円)を主力に。屋外設置なのでサビない素材が絶対条件
  • 【第1形態】丈が足りなければハトメ結び+ステンレス洗濯ばさみで2枚を「連結」すれば全面遮光もできる
  • 【第2形態=我が家の答え】でも全面遮光は「外が見えない」と不評「上側だけ遮光」にして部屋の住人のニーズと両立させた

そして最後に大事なポイントを。窓のサイズによって、必要なオーニングの大きさはまったく変わります。

我が家のように連結でごまかす手もありますが、最初からご自宅の窓に合うサイズを選べるなら、そのほうが断然きれいに仕上がります。(我が家は1マス分の窓なら75×90cmを選択)。全面遮光でいくのか、上側だけにするのかを先に決めてからサイズを選ぶのがおすすめです。

下のリンクから楽天市場やYahoo!ショッピングへ行って、45×110cm、75×90cm、90×180cm、180×240cm など豊富なサイズ展開の中から、ご自身の家の窓に合うものをぜひチェックしてみてください!

数千円と休日の数時間で、夏の午後の暑さは確実に変えられます。
高性能住宅に住んでいる方こそ、「窓の外で日射を止める」外断熱DIY、ぜひ試してみてください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!





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